使わない日が続くと、油性ペンが書けなくなることがありますね。インクが残っているのに書けないと、捨てるのは惜しい気がします。
そんな時、家にあるもので簡単に油性ペンを使えるように戻す方法があるんです。
この簡単な方法を試して、捨てる前に油性ペンを復活させてみましょう!
家庭にある材料で油性ペンを復活させる簡単テクニック!
油性ペンにまだインクが残っているけれど使えなくなってしまった場合、手軽に復活させる方法があります。
まずは、アセトンを成分として含む除光液を用意してください。
これは100円ショップでも手に入ります。パッケージの成分表をチェックして、「アセトン」と記載されているものを選びましょう。
もし家に除光液がなければ、次のいずれかの代替品でも大丈夫です。
- エタノール
- 消毒用アルコール
- ZIPPOオイル
- ラッカー
- ベンジン
- お酢
これらのいずれかがあれば、油性ペンの復活が可能です。特にお酢を使う場合は、少しニオイが気になるかもしれませんが効果的です。
家庭に一般的にある除光液や消毒用アルコール、お酢などを使って、簡単に油性ペンを再利用できますよ!
油性ペンを復活させる手順
では、実際に油性ペンが使えなくなった時の簡単な修復方法をご紹介します。
1:除光液を利用してペンの先を浸す
ペンの先が浸かる程度の除光液を用意します。
一般的にはペンのキャップに除光液を入れる方法がありますが、キャップが汚れたり、ニオイが残るのが気になる方もいるでしょう。その場合、代わりにペットボトルのキャップを使うと良いです。
ペットボトルのキャップに少量の除光液を入れ、ペンの先端を浸します。
キャップに浸したままペンを壁に立てかけておけば、安定して待つことができます。
この方法なら、使用後の掃除も簡単で、すぐに片付けることができます。
2:蓋をして10分放置する。
除光液がこぼれないように、そのまま立てて保管してください。
3:注意して蓋を開ける。
キャップを下向きに保ちながら、蓋を静かに開けてください。急いで開けると、キャップの中の除光液が飛び出してしまい、大変なことになる可能性があります。
蓋を開けた後は、すぐにペンを紙に走らせてみましょう。多くの場合、ペンは元通りに機能するはずです。
使用した除光液は、新聞紙やティッシュを入れた袋に入れて吸収させ、その後可燃ごみとして処理してください。除光液がインクと混じり合っているため、こぼれないように注意が必要です。
もしペンがまだ書けない場合は、インクが完全に乾燥して固まっている可能性があります。その時は新しいペンの購入を検討しましょう。
油性ペンが使用できなくなる主な理由
油性ペンが書けなくなる理由は主に2つあります。
一つ目の理由は、ペンの先端が乾燥し、インクが固まってしまうことです。
これは、溶剤が蒸発し、インクがペンの先で硬化するために起こります。この場合、固まったインクを溶かす必要があります。
この目的で使用されるのが、先に述べた除光液のような溶剤です。油性ペンのインクが硬化してしまった時、除光液を使って溶かすことで、再びペンがスムーズに書けるようになります。
もう一つの理由は、単純にインクが切れてしまうことです。
インクが完全になくなってしまった場合、どんな復活手段を試しても無駄で、インクを補充するか新しいペンを購入する必要があります。
油性ペンの適切な保管方法
油性ペンを長持ちさせるための保管方法にはいくつかのポイントがあります。まず、ペンのキャップは確実に閉じることが重要です。しっかりとカチッと音がするまでキャップを閉めてください。
保管場所にも注意が必要です。直射日光が当たる場所や、車の中、暖房器具の近くなど、温度が高くなりがちな場所は避けましょう。また、油性ペンのインクは可燃性があるため、火の近くでは保管しないようにしてください。
油性ペンには明確な使用期限は設定されていないことが多いですが、時間が経つとインクが蒸発しやすくなります。古くなってインクが多く蒸発してしまうと、インクが内部で固まることがあり、滑らかに書けなくなることがあります。このような場合は、新しいペンを購入した方が良いでしょう。
まとめ
家にあるものだけで油性ペンを復活させる方法があります。捨てる前に試してみる価値は大いにありますよ。この方法を使えば、手軽にペンが再び使えるようになります。
ただし、作業中には除光液がこぼれないようにキャップの開け閉めに注意してください。この復活方法を試すと、ペンはしばらくの間正常に機能するはずです。ぜひお試しを!