大阪マラソンの賞金は魅力的？参加条件と費用は？

2022年にびわ湖毎日マラソンと統合し、東京マラソンに次いで市民に人気のあるイベントとなった大阪マラソン。この大会は、MGC（マラソングランドチャンピオンシップチャレンジ）とJMC（ジャパンマラソンチャンピオンシップ）の要素を含んでおり、トップクラスのランナーが集まる重要なマラソンです。

この大会では、優勝者に賞金が与えられるのか、また一般のランナーにとっての参加条件はどの程度厳しいのかなど、詳細を調べてみました。こちらの情報を共有していきます！

大阪マラソンに賞金はあるの？
大阪マラソンの参加条件について
大阪マラソンの参加費用について
まとめ

大阪マラソンに賞金はあるの？

大阪マラソンでは、単独の大会としては賞金はありません。

日本のマラソン大会では、賞金が出るのは東京マラソンや名古屋ウィメンズマラソンのような数少ない例です。

しかし、JMCシリーズに参加して上位8位以内に入ると賞金が出ることがあります。

JMCシリーズは、日本のマラソンを盛り上げる目的で2021年に設立されたシステムで、加盟する大会で高い成績を収めるとポイントが加算され、シリーズの総合成績で上位1位から8位までのランナーに賞金が与えられます。

つまり、単独の大会では賞金を得ることはできませんが、シリーズ全体での成績が良ければ賞金のチャンスがあるというわけです。

シリーズの期間は2年ごとに設定されています。詳細な期間は公式情報をご確認ください。

賞金の額は、男女ともに1位660万円、2位330万円、3位165万円、4位120万円、5位90万円、6位60万円、7位45万円、8位30万円と設定されており、第2シリーズからは賞金額が増加し、3位から8位までが対象となりました。これにより選手のモチベーション向上が期待されます。

ちなみに、初回シリーズのチャンピオンは鈴木健吾選手と一山麻緒選手の夫婦でした。

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3月25日(月)に実施した #JMCシリーズ
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— JMCシリーズ (@jmc_series) March 27, 2024

大阪マラソンの参加条件について

大阪マラソンはエリートランナーだけでなく、一般市民ランナーも参加することが可能です。具体的な参加条件を見てみましょう。

2024年の大会では、参加者は2005年（平成17年）4月1日以前に生まれている必要がありますが、日本陸連への登録の有無に関わらず応募できます。さらに、大会の制限時間内に完走できる能力が必要で、制限時間は7時間です。これは、フルマラソンの初心者が通常5〜6時間で完走することを考えると、幅広いランナーが挑戦可能です。

一方で、「市民アスリート」カテゴリでの申込みには、年齢別の基準タイムが設定されています。

例えば、18〜39歳の男性は3時間、女性は3時間40分以内のタイムが必要です。

この基準タイムは、2019年4月1日以降にJAAFまたはAIMS認定コースで達成した記録に基づくもので、申込み時には公式の記録証が必要になります。

このように、大阪マラソンは多様なレベルのランナーが楽しめる設定が整っており、参加資格も比較的明確にされています。