「しゃしゃんな」は一体どのような表現なのでしょうか。
地域による特有の言い回しや方言の可能性があります。
とっても興味深いですよね。そこで「しゃしゃんな」はどこの方言か?どのような意味を持つのか?またその語源についても探ってみることにしました。
「しゃしゃんな」は「出しゃばるな」の短縮形です。
「出しゃばるな」とは、自分の立場で不要な介入をすることを禁じる表現です。
これは、「しゃしゃんな」と同義です。
調べてみると、「しゃしゃる」という表現は「しゃしゃり出る」という隠語が短くなったものです。
「出しゃばる」という用語は室町時代から存在しており、「しゃしゃり出る」という表現は昭和時代に広まったようです。
この「しゃしゃり出る」という言葉が俗語であるため、「しゃしゃる」もまた俗語とされています。どうやら方言とは違うようです。
因みに、「しゃしゃり出る」という言葉は、「出しゃばる」という表現が時間を経て変わったものとされています。
この変化は、「出しゃばる」から「しゃしゃり出る」へ、そして「しゃしゃる」と短縮されるという流れで進んできたようです。
『しゃしゃる』とはどこの方言?
「出しゃばる」を意味する「しゃしゃる」は、俗語のため方言ではないですが、実は東京の言葉だと言われています。
まとめ
「しゃしゃんな」という表現は、不必要な干渉をするな!という意味を含んでいます。つまり、余計な口出し手出しをしないように!ということです。
また、「しゃしゃんな」は「しゃしゃり出るな」という俗語が短縮された形です。
「しゃしゃる」という言葉は、東京特有の表現とされています。