100mlの量はどのくらい?身近なアイテムを使って簡単に解説!

100mlどのくらい 暮らし
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料理中に「100mlの牛乳を加えてください」や「水を100ml用意してください」というような指示が出ることがよくあります。

標準的な計量カップでは200mlを示すので、100mlはカップの半分に相当します。

これは牛乳、水、しょうゆ、酢、オイルなど、液体の種類に関わらず適用されます。

計量カップが手元にない場合、一般的なコップで4分の1から半分の量が100mlです。

また、大さじを使って計るときは、6杯と2/3杯が100mlになります。

本記事では、日常でよく使う食器やその他の道具を活用して100mlをどのように測るかを説明します。

より精確な計測が必要な場合は、計量スプーンやキッチンスケールの使用がお勧めです。

100mlをコップで量る方法は?

100mlどのくらい

ここでは、普段使っているコップを使用して100ミリリットルがどれぐらいかを見てみましょう。

まず、mlとccの違いについても触れます。

一般的なサイズのコップ

多くのレストランやカフェで見かける標準的なコップを使う場合、コップの4割が100mlの適量です。

「四割」とは、全体の40%を意味し、半分よりも少し少なめです。底が細い形のコップでは、ほぼ半分が100mlとなります。

自宅の小さめのコップで試したところ、満タンにすると約200mlが入ることがわかりました。この場合、半分でちょうど100mlです。

コップのサイズによって異なるため、わかりにくい場合はコーヒー缶半分程度と考えると良いでしょう。
100mlというと思ったよりも少ない量ですね。
もし200ミリリットルを測りたい場合は、コップの8割が目安になります。
これらの目安を利用すれば、必要な液量を手軽に測ることができます。

mlとccの関係について

料理のレシピで「100ml」と見たり、「100cc」という表記も見かけたりするかもしれません。

実は、ml(ミリリットル)とcc(シーシー)は同じ量を示しています。

すなわち、100mlは100ccに等しいのです。

mlもccも容積を示す単位であり、ccは「立方センチメートル」という意味の英語「cubic centimetre」から来ています。

最近ではmlを使うのが一般的になっています。

また、100mlは1リットルの10分の1にあたります。

これは1dL(デシリットル)とも称されます(100ml=100cc=1dL)。

この単位は日常ではあまり見かけないものです。

紙コップで100mlを測る

身近な紙コップを使って100mlがどれくらいか確認しましょう。

一般的に見かける7オンスの紙コップは、最大で約205mlを含みます。

実際に自宅の紙コップを測定すると、口の直径は7cm、高さは8cmで、約100mlは紙コップの半分程度です。紙コップには多様なサイズがあり、その容量も大きく異なります。

例えば、コンビニの標準サイズのコーヒーカップは9オンスで、満たすと約266mlになります。

スターバックスの最大サイズは約600mlの容量があります。

コーヒーカップで100mlを測る

次に、コーヒーカップを使った100mlの計測方法についても紹介します。

コーヒーカップのサイズは様々で、特に喫茶店でよく見る小さめのカップでは、100mlはカップの約6から7割の量です。

つまり、ほぼ半分少し上の量となります。

キッチンスケールを活用して正確に100mlを計測する方法

日常で100mlのおおよその量を知りたい場合は、先に述べた通り、コップの約4分目から半分までを目安とするのが便利です。

さらに精密に測定したい時には、キッチンスケールを使用する方法がお勧めです。これは、家に小さなコップや大きなコップしかない時にも特に役立ちます。

水は「ml」と「g」が同じ値を示すため、100mlを量る際には100gとして計算することができます。

以下のステップに従ってください。

  1. キッチンスケールの電源を入れ、表示が0gになっていることを確認します。
  2. コップをスケールに置き、ON/ZEROボタンを押して再び0gを確認します。
  3. 水をコップに注ぎ、100gに達するまで加えます。この過程で水がこぼれないように注意してください。
  4. コップ内の水が100gになった時点での水面が100mlの正確な位置となります。

水以外の液体では「ml」と「g」の値が異なることが多いので注意が必要ですが、水を使って100mlの基準を確認すれば、その後は同じ印を使って他の液体(例えば牛乳や醤油)を量る際にも参考にできます。

この方法なら、コップ以外の容器でも同様に正確に測定することが可能です。

身近なアイテムを使って100mlを正確に測る方法

コップだけでなく、他の身近な道具を使って100mlを計測する方法も多数存在します。

以下では、日常で使うアイテムを活用した測定方法を紹介します。

おたまで量る

家庭で一般的に使用されるおたまを使えば、2回すくうだけで約100mlを計測できます。

一部のおたまには目盛りがついているものもありますが、特に大きなおたまの場合は1回ですくうだけで100mlを測れることもあります。

計量スプーン(大さじや小さじ)で量る

続いて、キッチンでよく使う計量スプーンを使った方法です。

通常、大さじ1杯で15mlとされています。

従って、大さじで量る場合は大さじ6杯と大さじ2/3で100mlになります(15ml×6=90ml、残り10mlを加えるため)。

大さじ2/3の量は、スプーンのぎりぎり下までの量です。

もし大さじ2/3杯が計量しにくい場合は、大さじ6杯に小さじ2杯を加えれば、ちょうど100mlを計測できます(小さじ1杯は5ml)

一方、小さじだけで計る場合は、小さじ20杯が必要です(5ml×20=100ml)。

これは手間がかかるため、通常は大さじを利用した方が効率的です。

計量スプーンを使用して液体を正確に測る方法

液体を大さじや小さじで測定する際は、計量スプーンに溢れない程度に山盛りにして、その状態で1杯としてカウントします。

これは、砂糖や塩などの固形物を測る時に行う「すり切り」測定とは異なる点に注意が必要です。

液体はスプーンの縁ギリギリまで入れることで、より正確な測定が可能になります。

日常のスプーンを使って液体を測定する方法

大さじが手元にない場合、普段使いのスプーンでも液体の量を測ることが可能です。

たとえば、カレーを食べる際に使う大きめのスプーンは、一般的な大さじとほぼ同じ15mlの容量を持っています。

また、ラーメンをすくうために使用するレンゲも、だいたい大さじ1杯分の容量に相当します。

ペットボトルとキャップを利用して100mlを測る方法

市販されている500mlのペットボトルを使って、100mlを測定する際には、ボトルの5分の1を目安とすると良いです。

一部のペットボトルには目盛が付いており、それを使うことでさらに精確に量を計ることが可能です。

例えば、「お〜いお茶」のようなペットボトルには100mlごとの目盛りがラベルに表示されており、残量を簡単に確認できます。

ペットボトルのキャップを使用しても液体を測ることができ、キャップ一杯で約7.5mlです。

したがって、キャップを2回分使うと、約15mlが測れ、これは大さじ1杯と等しい量になります。

大さじが手元になければ、この方法が役立ちます。

また、キャップの内側にマークされた線まで液体を入れると、約5mlが測れ、これは小さじ1杯分に相当します。

計量カップやお米の計量カップを使って100mlを正確に測る方法

手元に通常の計量カップがある場合、これを使って正確に100mlを量ることが可能です。計量カップは、通常半分の目盛りが100mlに相当します。計測時はカップを平面に置き、目線を目盛りの高さに合わせて水平に見ることが大切です。

お米専用の計量カップを使用する場合、多くは1杯が180mlとなっているため、約六分目で100mlを測れます。

200ml用や170ml用の特殊な計量カップも市場には存在するため、使用前にはカップに記載されている容量を確認することが重要です。

特定の飲料容器で量る

リポビタンDの瓶は、ぴったり100mlとなっており、測定に便利です。

一方、缶コーヒーは一般的に190ml程度なので、その半分を目安にすると100mlを測定できます。

タッパーを使って100mlを計測する方法

目盛り付きのタッパーがあれば、100mlを簡単に測定することができます。

目盛りがないタッパーでも、裏側に記載されている容量を基に計測が可能です。

たとえば、タッパーの総容量が200mlの場合はその半分、180mlの場合は約六分目を目安にして100mlを測ることができます。

レシピでよく見る「コップ1杯」と「カップ1杯」の意味とは?

料理のレシピで「コップ1杯の水」とか「カップ1杯の水」というフレーズに出会うことがあります。

これが具体的にどれくらいの量なのかは、初めての人にはわかりにくいかもしれません。

コップ一杯とは?

通常、コップ1杯と言えば、おおよそ150mlから180mlの量を指します。

この容量を頭に入れておけば、レシピで「コップ1杯」という言葉を見た際に適切に対応できます。

カップ一杯とは?

一方で、レシピで使われる「カップ」という単位は、通常200mlの計量カップを指します。

したがって「カップ1杯」は200mlに相当します。この基準を使うと、1/2カップは100ml、1/4カップは50ml、3/4カップは150mlとなります。

90mlと120mlの正確な測り方

ここでは、90mlと120mlをどのようにして正確に測定するかについて解説します。

90mlの測定方法

90mlを測る一つの方法は、大さじを使用することです。大さじ1杯が15mlなので、6杯で正確に90mlを測れます。また、以前紹介した100mlの測り方から10mlを引くことで、90mlを得ることも可能です。具体的には、100mlの量から小さじ2杯分(約10ml)を引きます。さらに、お米を測るカップが180mlの場合、その半分であるほぼ90mlを測定することができます。

120mlの測定方法

120mlを測るには、大さじで計算すると便利です。大さじ1杯が15mlであるため、8杯で120mlとなります。100mlの測定法を基にして、そこに小さじ4杯分(約20ml)を加えることで120mlを得ることができます。

まとめ

「100mlはどれくらいの量か?」というよくある疑問に応えるために、家庭で手軽に見つかるアイテムを利用した測定方法を紹介しました。

計量カップを使用するのが最も簡単で、100mlはカップの半分です。

計量カップがない場合でも、日常生活で使う様々なアイテムでおおよその量を測ることができます。

例えば、

  • 通常のコップでは約4分目から半分、
  • 紙コップなら半分、
  • コーヒーカップで6から7分目、
  • おたまでは約2回、
  • 大さじで6回と2/3回、
  • 小さじでは20回、
  • お米の計量カップで約六分目、
  • 500mlペットボトルでは1/5

以上がそれぞれ100mlに相当します。

また、キッチンスケールを使う方法もあり、より正確な測定を求める場合に便利です。

 

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